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挨拶
生来無芸大食、無趣味で通してきた小生ですが、平成14年末頃の新聞記事 に触発されて、漢詩」に挑戦しようと思い立ちました。押韻や平仄や色々と規則 もあり、漢字字典と首っ引きで呻吟しております。 拙い詩ですが、ボケ防止に でもなればと思っております。忌憚のない御指導・御教示を賜れば幸いであり ます。作品に冠してある番号は創作連番です。
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最新作紹介(最新作にジャンプ)
〇
奉祝御列儀(11/10) ○迎大手術 ○靖國櫻陶板 ○慶祝皇嗣継承
○想御代新 ○同期生相集

Ⅰ 近作
Ⅱ 第一編:個人
輝男個人、家族、遊び、第5師団に関わる漢詩
Ⅲ 第二編:国内外情勢等
東アジア情勢、災害関係、世相、政治、将来への希望、慶、イラク情勢
Ⅳ 第三編:季節・風景等
季節(春夏秋冬)、新年、富士山・山、その他
最新作
寿曽孫生誕(贈一惺) (令和6年7月9日作)
(平起式、押韻は上平声一「東」)
(初孫の沙紀(嫁いで棚田沙紀)に元気な赤ちゃんが生まれることを予期して
小生等の喜び一入で,また男たる曽孫には大きく飛躍して欲しいものです。)
甲辰葉月白玉童
曾祖抱児歓無窮
山屹波荒雖道険
奚疑高志駆蒼穹
(甲辰(令和6年)葉月(8月)白玉の童
曾祖(ひいじじばば)は児を抱き歓極まりなし
山は吃だち波は荒れて、道険しと雖も
なんぞ疑わん、高い志を持って蒼穹を駆けんことを
齢七十五(令和3年4月6日作)
(仄起式 押韻は平声十五「刪(さん))
遂に後期高齢者に突入するも、精神的には永遠の青年将校の熱を以て取り組んでいきたいものです。まだまだ為すべきことが山積しています。
辛 丑 天 瞑 目 睫 間
軒 昂 今 日 尚 紅 顔
大 業 無 成 光 陰 過
高 志 敢 然 超 克 艱
辛丑、天瞑は目睫の間たり
軒昂たり今日、尚紅顔
大業の成る無く光陰は過ぐ
志を高くし、敢然と艱難を超克せん
待桜下宴(令和3年3月27日作)
(平起式、押韻は、下平声一「先」)
コロナ(電暈)が世界を席巻・蔓延して未だに終息が見えず、各国の対策も効なく、春爛漫にも拘らず花見も出来ない日々が続いている。何時花見はできるのか?
蔓 延 電 暈 邦 茫 然
恐 々 悉 皆 如 乱 蝉
孰 日 朋 来 桜 下 宴
唯 応 耐 忍 待 終 焉
電暈蔓延りて邦茫然たり
恐々たり悉皆は、乱蝉の如し
孰れの日にか朋来りぬ桜下の宴
唯応に耐え忍びて終焉を待つべし
奉祝御列儀(令和元年11月10日作)
(仄起式、押韻は下平声「陽」)
今上天皇の即位御列の儀が秋晴れのなか、晴れやかに挙行された。昨日の国民祭典と併せ、正に君臣一体の体現だった。寿の想いと我が国の弥栄を詩に託しました。
淡 照 蒼 天 日 正 香
出 城 御 列 有 輝 光
君 臣 一 体 共 相 和
寧 壱 誰 思 国 運 昌
淡く照らす蒼天、日は正に香りたり
(宮)城を出でし御列に輝く光有り
君臣は一体にして、共に相和す
寧一(ねいいつ)にして誰か思わん国運の昌(さかん)なれを
迎大手術(令和元年9月10日作)
(平起式 押韻は、下平声七「陽」)
検診で胸水ありとの御託宣に青天の霹靂で、自衛隊中央病院で検査入院の
後、大手術が決定しました。手術を迎えるに当たっての心境の一端です。まだ まだやり残したことがありますので、頑張らねばとの思いです。
晴 天 霹 靂 強 心 傷
難 術 除 巣 脱 病 装
誰 知 長 途 任 未 就
小 身 雀 躍 浴 陽 光
正に青天の霹靂たり強き心(臓)の傷むるは
難き術にて(病)巣を除き病装を脱せん
誰か知らん、長途ありて任は未だならずを
小身なれど、雀躍として、陽光を浴びんものを
靖國櫻陶板(令和元年6月15日作)
(仄起式 押韻は平声十三「元」)
先日靖國神社でさくら陶板の内覧会があり招待を受け参加した。各都道府県を代表する陶工に桜弁を象った陶板を焼いて奉納して貰い、慰霊の園に建立した。未来につなぐ靖國の心に想いを致し我が国の安寧を願わずには居れない。)
九 段 陶 櫻 絶 俗 喧
名 工 込 想 造 忠 魂
須 伝 明 日 御 霊 志
崇 敬 祭 神 我 報 恩
九段の陶の櫻は俗喧から絶し
名工は想いを込めて忠魂を作りし
須らく明日へと御霊の志を伝うべし
祭神を崇め敬いて、我はその恩に報いん
慶祝皇嗣継承 (平成31年4月19日作)
(平起式 押韻は一「東」) 陛下は本日地方での公務を無事に終えられ、譲位が迫っています。国民挙ってお祝いする中での生前退位と即位誠に喜ばしいことです。
新元号「令和」の通りに素晴らしい御代でありたいものです。日本の良さを再認識して更なる我が国の発展に尽くしましょう。)
新 皇 継 代 感 無 窮
令 和 吉 祥 淑 気 通
知 古 欣 然 明 国 礎
一 心 協 力 再 興 隆
新皇は代を継ぎ、感窮まりなし
令和は吉祥にして淑気が通ず
古を知りて欣然として国の礎を明らかにして
心を一にして、力をあわせ、再び興隆させよ
想御代新(平成31年3月30日作)
(平起式 押韻は下平声九 青
(間もなく皇位継承され、代替わり改元です。その直前の想いを込めました。
平成の30年は早かったですね。災害の多い時代でしたが、日本は見事に復活したと思います。次代も万年の続いて欲しいものです。日本の平和と安寧を切望しています。)
平成卅過流如星
(平成ㇵ三十年ヲ過ギ、
流レル星ノ如クニ)
災有可識草色青
(災アルモ知ルベシ草色ハ青シヲ)
御代継承期萬歳
(御代ハ継承シ、萬歳ヲ期スベシ)
希求我邦永安寧
(我ガ国ノ安寧ヲ希求セン)
同級生相集 (平成30年9月11日作)
(仄起式 押韻は下平声七 陽)
高校の関東地区のクラス会を丸の内で行いました。53年ぶりの再会が殆どでした。大いに盛り上がり、3年後の再会を約して名残尽きぬ宴席も終わりました。
その思いを詩にしてみました
有朋集来一筵張
朋有り集い来りて一筵を張る(宴席を設ける)
語今懐旧気軒昂
今を語り旧を懐かしみ、気は軒昂たり
老雄自識壮心在
老雄(老いたる英雄)自ら今猶壮心の在るを識る
固約三春会一堂
固く三春(春三回過ぎたる頃)一堂に会すを約す
Ⅰ 近6作
北東北紅葉紀行(H29/10/31作)#80
(仄起式、押韻は、平声十三「元」である。この土日を利用して八幡平十和田国 立公園の紅葉ツワーに参加しました。特に奥入瀬に感動しました。奥入瀬の紹 介保全に努力した方々の思いを共有しました。
歎 見 車 窓 錦 繍 奔
映 楓 清 水 青 苔 繁
忽 知 何 日 三 功 夢
唯 応 永 存 万 古 園
感歎して見るべし車窓に錦繍の奔るを
楓は清水に映じて青き苔は繁たり
忽ちにして知る何れに日にか三功の夢を
唯応に永久に存すべし万古の園を
惟総選挙(H29・10・11作)#79
(平起式、押韻は下平声九「青」である。何かと話題多き総選挙が始まりまし
た。国難に如何に対処するかが問われているのでしょう。相変わらずの大衆 迎合公約もありますが、しっかり見極めて投票して欲しいものです。)
夢 囘 秋 陣 東 奔 聲
各 極 乾 坤 問 政 経
四 海 波 高 風 捲 地
民 詳 虚 実 託 安 寧
鑑神代桜(H29/4/6作)#78
(仄起式 押韻は、下平声八「庚」である。日本三大桜の一つである神代桜(山 梨県北杜市の実相寺境内)を巡るツワーに参加しました。樹齢二〇〇〇年の 古代桜は蕾状態でしたが、それでも満足です。推敲不十分であり、バージョン アップ版を何れ掲載する場合あり)
待 望 陽 光 尽 日 程
名 桜 古 木 眼 前 横
生 憎 蕾 固 一 園 寂
此 地 春 人 再 訪 行
待望す、陽光尽日の程(旅程)
名桜の古木は眼前に横たわり
生憎にも蕾は固く一園寂たり
此の地を春人(春を愛する小生)再び訪い行かん
捧持御柱帰還(H29/2/5作)#77
(仄起式 押韻は下平声二「蕭」である。1月17日から参加しました硫黄島における遺骨集の任務を終え、17柱の御霊を捧持して本邦に帰還し、千鳥ヶ渕墓苑において引渡を行いました。その前夜の思いを詠みました。)
孤 島 巡 壕 耐 灼 焼
誰 知 敢 闘 概 然 夭
遠 離 妻 子 団 欒 夢
静 捧 御 霊 向 本 朝
賜瑞宝中綬章(H28/11/21作)
(仄起式 押韻は平声十四「元」である。平成28年秋の叙勲において瑞宝中綬章を今上陛下より賜りました。長年の自衛官勤務が評価されたものと感謝しております。更に日本のために頑張れとの励ましでもあるのでしょう。)
抱 志 務 軍 一 路 奔
恍 然 賜 章 二 傾 樽
四 囲 蠢 動 雲 如 湧
老 體 自 鞭 猶 報 恩
早願本復痾(H28/4/30作)
(仄起式、押韻は平声十一「真」である。腰部脊柱管狭窄症も逐次に改善されつつありますが、今だ完治とはいかず、畑仕事もココフレンドでの子供との交流も出来ません。早く治して従前の状況にと思っています。そのような思いを詠いました。高速使って痛いブロック注射も早く治ってほしいとの思いからです。)
)
再 襲 宿 痾 痛 呻 頻
遠 医 施 術 苦 吟 人
不 能 農 事 焦 心 急
相 夢 戯 児 老 大 身
Ⅱ 個人
1 輝男個人 8篇
○77捧持御柱帰還(H29/2/5作)
〇76賜瑞宝中綬章(
H28/11/21作)
〇68
旧紅顔集母校(H24/3/20作)
〇64
励野良(
H23/7/6作)
〇63
迎定年(
H23・
6・
12作)
〇38還暦同窓会(H18/11/7作)
〇34迎還暦(H18/4/21作)
○21回顧旅立(H16/2/16作)
2 家族(父母、子や孫、兄弟姉妹等) 12篇
①孫娘
〇69 孫娘制最高峰(H24/8/8作)
〇39 賀解帯儀(H18/11/11作)
〇18 孫来遊於冬十勝(H15/12/31)
②嫡孫
〇70 参加孫運動会(H24/10/14作)
〇42 歓嫡孫誕生(H19/4/13作)
〇40 慶男児生誕(H18/12/31作)
③父母兄弟
〇72 建国日厳父旅立(H25/2/23作)
〇71 厳父緊急入院(H24/11/4作)
〇51 祝卒寿(H20/3/29作)
〇56 是何因(H22/1/4作)
〇11 憶亡弟(H15/8/22作)
④義父母
〇54 闘 病 鬼(H21/2/23)
3 遊 9篇
〇74 遊與児童(H25/7/15作)
〇62 楽紅白蝋梅於宝登山(H23/2/26作)
〇58 桜漫遊(H22/4/9作)
〇50 想毛象本邦初公開(H20/1/19作)
〇45 諏訪湖上花火(H19/8/21作)
〇43 遊河口湖(H19/4/20作)
〇33 愛蝋梅宝登山(H18/2/17作)
〇31 遊南洋島(H17/11/27作)
〇 8 遊湿原(H15/4/30作)
4 第5師団 6篇
〇37 慶祝凱帰(H18/7/29作)
〇23 大慶帰還(H16/6/7作)
〇20 赴援伊拉克(H16/2/9作)
〇13 旅承師団 (H15/10/29作)
〇12 有終美(H15/9/28作)
〇 5 熊師団(H15/2/9作)

Ⅲ 国内外情勢
1 東アジア 4篇
〇67 風雲急韓半島(H23/12/30作)
〇61 当立国難(H22/12/18作)
〇55 号弾発射偶感(H21/4/13)
〇28 愁思日中(H17/6/16作)
2 災害 3篇
〇65 願復興(H23/8/18作)
〇59 讃救出(H22/10/18作)
○52嘆岩手・宮城内陸地震(H20/6/21作)
3 政治 3篇
〇47 希再起丞相(H19/9/22作)
〇66 贈泥鰌宰相(H23/10/23作)
〇44 有異論参議院選(H19/7/28作)
4 世相 5篇
〇57 祈雄飛(H22/3/28作)
〇49 如何内憂外患(H19/12/31作)
〇46 斬汚吏((H19/9/7作)
〇30 憂世相(H17/8/13作)
〇29 先輩苦節六十星霜(H17/6/28作)
5 慶 1篇
〇73 慶遺産登録(H25/5/2作)
6 希望 2篇
〇60 薩摩武士渡航記読後感(H22/11/13作)
〇57 祈雄飛(H22/3/28作)
7 イラク 6篇
〇37 慶祝凱帰(H18/7/29作)
〇23 大慶帰還(H16/6/7作)
〇20 赴援伊拉克(H16/2/9作)
〇17 寄壮途(H15/12/22作)
〇16 越非命赴(H15/12/7)
〇 7 想革正(H15/3/13作)

Ⅲ 季節・風景・その他
1 新年 2篇
〇19 元旦拝旭日(H16/1/2作)
〇 2 癸羊詞(H14/12/31作,H15/1/12推敲)
2 春 4篇
〇58 桜漫遊(H22/4/9作)
〇41 早春(H19/3/2作)
〇22 立春賦(H16/3/14作)
〇 6 風和春来(H15/3/21作)
3 夏 4篇
〇35 初夏郊行(H18/5/2作)
〇26 集夏祭(H16/7/27作)
〇25 猛夏(H16/7/14作)
〇10 十勝初夏(H16/6/29作)
4 秋 1篇
〇14 晩秋(H15/11/8作)
5 冬 7篇
〇48 對聖誕樹(H19/12/22作)
〇32 大寒波襲来(H18/1/16作)
〇18 孫来遊於冬十勝(H15/12/31)
〇15 初冬(H15/11/8作)
〇 4 豪雪(H15/1/15作)
〇 3 豪雪朝 (H15/1/5作)
〇 1 滑白銀(H14/12/29作)
6 富士山・山 4篇
〇73 慶遺産登録(H25/5/2作)
〇24 自茅屋遠望富嶽(H16/7/10作)
〇33 愛蝋梅宝登山(H18/2/17作)
〇24 自茅屋遠望富嶽 (H16/7/10作)
7 その他 3篇
〇36 願神風(H18/6/13作)
〇27 日比谷音楽堂(H17/5/29作)
〇 9 望郷(H15/5/28作)
